江戸川を守るため、あいつがロド家にやってきた!!
    
スポンサーサイト   
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
墨田区にて思う   
wankohanabi.jpg


少し遠出のワンコ侍、今日は両国駅にやってきた。隅田川の花火大会を見に来たのだ。
まだ明るいと言うのにあたりには浴衣を着た人たちがごったがえしている。
コンビニ前にて立ち止まる。すると向こうから両国に住む友人ワンコ、犬の海がこちらに向かってのっしのっしとやってくる。
花火を見るために待ち合わせをしていたのだ。
「花火まで時間あるし先に腹ごしらえでもしようか。」
そう言って入ったのはイタリア料理店。
「犬の海がこんな店を知っているとは意外だなあ。」
花火までの時間つぶしのために店は自分達がテーブルにつくとあっという間に満席になった。ガーリックの良い匂い。
メニューは任せろと犬の海が次々と注文する。次から次へと料理が運ばれてくる。片っ端から皿を空にしているのは犬の海につられている訳ではない。
「すごい!なんとジューシーで、且つ薫り高いっ…!!」
空腹が拍車をかけ、もうワンコ侍は止まらない。
デザートがお腹におさまったとき、ワンコ侍はハッとした。もしかしてと会計を済ませ、急いで犬の海と店の外へ出る。花火はとっくに終わっていた。
「光陰…、矢の如しとはよく言ったものだ……。」
ワンコ侍は少しうなだれていた。
スポンサーサイト
祭りにて思う   
wankofesta.jpg


今日は商店街の近くをウロウロワンコ侍、何だか隣の小道が騒がしい。
小道に面して小さな神社。大人たちが屋台を並べて、そこを子ども達が行きかっている。よく見ると焼き鳥の屋台の奥に一匹のワンコ。その屋台の前に駆け寄り声をかける。
「こんばんは。今夜は随分とにぎやかですなあ。」
するとそのワンコが言う。
「今日はこの辺で年に一度のお祭りなんです。」
そのワンコが言い終わるか終わらないかのその時、続く道の向こうから声が聞こえてきた。
わっしょい。わっしょい。
「おみこしが来ましたね。」
20人ほどの大人たちがみこしをかついでこちらに向かってくる。
ワンコ侍は絶句した。神々しい。沢山の者が心を一つに、汗を光らせながらこちらに向かってくる。そのこと自体が神々しい。
まぶしそうに目を細めるワンコ侍。
次の瞬間ワンコ侍は思わず駆け出していた。その群集のそばにぴったりと付き、ワンコ侍も同じ歩幅で同じ方向に進んでゆく。心の奥深く、一番熱いところから声が出てくる。
「わっしょい!!わっしょい!!!!」
今年、一番熱い瞬間がやってきた。
地震にて思う   
20050724192301.jpg

いつもりりしいワンコ侍、みんなを守るため頑張っている。
そろそろ夕飯の買い物に行かなくてはいけないなあと思い始めていた時にそれは起こった。
地面から突き上げられるような衝撃。あまりの強さに思わずワンコ侍はその場に伏せた。随分長い間揺れていたような気がする。
ワンコ侍は手の届かない所に物は置かない主義ゆえ、家の中に背の高い家具はない。そのため地震で物が落ちてくることはなかった。
しかしワンコ侍はハッとした。
「土手は大丈夫だろうかっ…!」
強い不安に襲われたワンコ侍、家の鍵もかけずに飛び出した。
走っている間色々な思いがワンコ侍の小さな胸を襲う。
「何でもっと早く気づかなかったんだろう!!」
「今土手ではパニックが起こっているかもしれない!!」
「地震に驚き慌てたワンコが川に落ちてるかも知れない!!」
「自分は侍失格だっ!!」
土手に着いたワンコ侍、ぐるり辺りを見回した。
誰もいなかった。目の前が真っ暗になる。
すると、
「お侍さんこんにちは!!」
振り返るといつも会うワンコがいた。
「地震とっても怖かったですね?今ちょうどお侍さんのお家に行くところだったんですよ?」
変なことを言う。不思議そうな顔をしているとそのワンコは続けた。
「僕はさっきママに守ってもらったけど、お侍さん一人暮らしでしょ?心配になったんだ。」

心の奥からじわりと温かい何かがこみ上げてくる。
そして誓った。
この江戸川の平和を、命をかけて守ると。
教育を思う   
20050722224628.jpg

最近のワンコ侍、若いもの達が気になって仕方ない。
と言うのもあまりにも未来に無関心。ワンコ侍は小さいころから侍になることを夢見てがんばってきた。礼儀作法、言葉遣い、心意気。どれも侍になるがためにがんばって学んできたのだ。
だからワンコ侍は今の自分が大好きだ。
しかし最近の若いワンコたちはどうだろう。もう少し学んでもいいのではないだろうか。ただただ河原を走り回って遊んでいるだけ。そこで成長は得られるのだろうか。ワンコ侍気が気じゃない。
居てもたってもいられなくなりワンコ侍は、遊びまわるえどがワンコ達に一言言ってやろうと駆け出した。すると一番近いところにいたワンコめがけて何かが飛んでくる。フリスビーだった。ワンコ侍、頭上を超えていくフリスビーを追いかけ口でキャッチした。
それを投げていた人に走って返しに行く。
「今からあの子達にお話があるのです。少し席をはずしては下さらないか??」
そう言い終わるか終わらないかのうちにその人はフリスビーをまた投げた。
ワンコ侍追いかける。キャッチ。返す。投げる。追う。キャッチ。返す。

ワンコ侍、日が暮れるまでフリスビーで遊んでいた。
初めて思う   


人当たりのいいワンコ侍、しかしどうしても分かり合えない者もいる。
それは「えどがニャンコ」たち。
我がもの顔で練り歩き、えどがワンコと目が合おうものならそこはもう戦場となる。
あの我関せずというような顔や肩で風を切るような歩き方、挑発するときのあの鳴き声、どれをとっても気に食わない。
しかしワンコ侍ふと思う。
「それならば我々えどがワンコたちはニャンコたちの目にどのように映っているのだろう。」
その気づきはワンコ侍をハッとさせた。
もしかして逆もまたしかりなのでは…?!
するとむこうからニャンコがやってくる。思わず身構えるが、我に返りワンコ侍、精一杯の笑顔でニャンコに向かって言った。
「今日は暑いですなあ。」
するとしばらくジーっと見つめるえどがニャンコ。しばらく沈黙の時が流れる。そして口を開いてこう言った。
「ホントにもう、うだるようですね。」
えどがニャンコの顔からにじみ出る優しさといったら。
このときワンコ侍の中で何かが壊れた。それはとてもいいことのように思えた。

ワンコ侍、今日は一生ものの学びをした。
                              
         

注)目的NOTHINGサイト。









にほんブログ村 犬ブログへ

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
↑参加してます!!     
                        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。